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中高生英語力 大丈夫?
こんにちは。
5月にはほとんどの高校で「中間テスト(中間考査)」が実施されていますが、中学校では今年から1学期の中間テストを6月後半にずらして行う中学校が増えてきています。
2学期制の宮崎市でそれが顕著で、当塾の生徒達にも6月まで5教科のテストがない状況の中学校がいくつかあります。代わりに、本来9月実施の「体育大会」が5月に予定されて、昨日や今日21日(日)に実施されていました。
5月に体育大会開催は「運動会と言えば秋」という感覚の大人世代からは少し違和感がありますが、9月以降の学校行事は多いので、学校運営がしやすいのではないかと思われます。
いくつもの理由があっての実施時期変更でしょうから、メリットの方がデメリットを上回っているのでしょうね。
ちなみに私は、新学年になって2か月以内ですので、クラスのメンバーが親しくなるきっかけになり、クラスに団結力が出てくるプラス要素が大きいと思いますので、賛成意見です。
ところで、本日観戦した体育大会はとても見ごたえがあり楽しめました。塾生達が普段見せてくれる様子とは違う一面が見られて、とっても良かったです。★★★★ 笑顔いっぱいが何よりでした。
話は変わりますが、先日の文科省の調査による全国の公立中学校と高校などを対象とした2022年度「英語教育実施状況調査」の結果が発表されていました。
結果を見ると、都道府県、政令指定都市ごとの英語力には依然として大きな地域差が見られました。
具体的には、中学3年生で英検3級以上取得、高校3年生で英検準2級以上取得の英語力を持つ生徒の割合が発表されていまして、
我が宮崎県は中3で45.0%、高3生で47.8%という結果データでした。
政府は2022年度までに達成率50%を目標に掲げていたようですが、宮崎県は両学年で達成できていない残念な結果でした。
都道府県別での中3の全国1位は福井県で86.4%、高3では同じ福井県で60.8%でした。全国で見ると、こんなに大きな格差が生まれていることにちょっと驚きです。
特に中学3年生の英語力は、新指導要領に入ってからのものですので、3年前までの中学生の英語指導よりもはるかに現在の中学内容レベルが増しています(英検3級も難しくなっている)ので、宮崎の子どもたちの英語力は全体として全国レベルの推移に追い付いていないのではないかと思われます。
様々な要因があるにせよ、未来に生きる現在の子供達には、英語力が必要な生活場面は増えてくるでしょう。
ですから、英語向上のための学校現場の力を入れた指導は不可欠だと思います。
当塾では、現在小学5年生から英語を学ぶ機会を設け、選択できるようにしています。中学校の英語力に繋がるように小学生の時から「英語力」の向上を図っています。そして中学生で通ってくれている生徒は全員が必修で「英語」を学んでもらっています。(苦手な生徒は週2回の場合有り)
(現在の中学3年間の英語学習内容は親世代と比べかなり難しくなっていることを知っておいてください。単語量が約2倍になり、文法に加え会話表現が圧倒的に増えているからです。)
言語ですから、基礎から学ぶ良い機会(小学生高学年時)に力を入れておくと成長させやすいですし、早い段階で興味を持たせて「聞く・話す・読む・書く」の技能を少しでも早く(中学生前)から訓練して技能を身につけていくと、自信がついていき、英語が好きな教科になる可能性が高くなるでしょう。なるべく中学生の前段階から学習を強化しておくことをお勧めします。
また、中学生ですでに英語力不足が見られている生徒も少しでも早くから不足している力を取り戻すように努力しないと、中3生から頑張り始めても、なかなか伸ばすことが困難な科目であることを知っておいてください。英語は、どの教科よりも日々の中で日本語のように使う機会(学ぶ機会)を増やすべき教科だと思います。苦手な生徒は基礎から勉強することを実行してみましょう。
5月~6月は「塾体験会」も実施しています。上記の英語やその他の教科で勉強をしっかり取り組みたい方は、是非、この機会に体験入塾をしてみませんか。
5月21日(日)塾長 渡辺