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この6月から「受験勉強」に燃えていこう!

2025-06-02 塾長コラム

こんにちは。

今日は、現中学3年生に向けての6月初旬のメッセージです。

今日に至るまでに、受験に向けての努力を積んでこなかった生徒はぜひ目を通してください。(これまでにほぼ学校宿題のみの勉強だった生徒の事です。)

まず、入試までに残っている期間ですが、6月初旬の現時点で、私立高校入試まで約7ヵ月と2週間県立高校推薦入試まで約7ヵ月と3週間、県立高校一般入試まで約8ヵ月と2週間です。ここまでに中学3年間の学習の70%を既に学んでいる事になります。

ここから残り30%を学びつつ入試に必要な実力を5教科それぞれに身につけていかないといけません。入試は、中3生の5月に既に経験済みの「校内実力テスト」と比べてはるかに難しい実力テストです。

今後、努力量を増やせなければ、5月の得点から更に50点以上下がる可能性だってあります。定期テストなどとは違い、テストを受ける時期に応じて学校で受けるテストも5月→6月→9月→10月→1月と順次難しくなるのです。

基礎力の備わっていない生徒目安として5月の校内実力テストで330点以下の生徒)は、1ヵ月本気で努力したくらいでは、太刀打ちできません。それくらいの膨大な範囲において今後実力を試されるのです。自分の志望校に確実に合格するには、遅くともこの時期から入試に向けての「実力養成」の努力が必ず必要です

言い直すと6月の今の時点で、入試問題がスラスラ解ける生徒はほとんどいません。この時期以降の努力を2倍・3倍に変えないと結果は上昇しないのです。

さらに、人気の県立高校推薦入試の倍率は毎年高くなっています。昨年同様に今年も高いことが予想されます。特に進学校の競争は激しいので、一般入試生よりも1ヵ月以上早く実力を養っておかなければならないのです。

また、一般入試では、今後実力を保つ位置として学校・学科定員の半分以上の位置で見ておかないといけません。例年見られます10月以降の志望校変更の流れ、進学高校の上位学科受験不合格者からの普通科への回り込み合格の生徒もいるからです。(一般入試の倍率発表は入試の約10日前です。) 

そして、志望校を確定するのは10月に実施する第3回地区実力テストの結果の判明する11月後半です。今現在6月ですから、10月実施の地区実力テストまでは、たったの約4ヵ月しか無いわけです。あっという間にやってきます。

受験勉強は覚える事(漢字語句・英単語熟語・英文法・地歴公民重要事項・理科知識などなど)だけでも身につけるには大変です。日々努力をやり続けないと完全に身に付きません。

その上、現在の入試では、どの教科においても文意の読解力を伴う形式になっています。その上での思考力・判断力を問う問題、資料活用問題、条件記述問題など実践力を伴う問題になっています。実践力を磨いていかないと良い得点が出しにくいのです。そのため、8月までは基礎固めなのです。(入試シーズンに得点が上がってきません。)

さらに、進路決定は、高校卒業後の「目的」をとらまえて決定する必要があります。合格すればよいというわけではないはずです。合格した高校で何をどう学んで、卒業後に自分はどうしていくのかを決めて受験する必要があるでしょう。

だから、「自分の未来の事」に

真剣になりましょう。

自信のない教科があったり、どうやって受験勉強を積み上げていくのかが分からない生徒は、早く行動を取り頑張り始めよう。今がある意味でのラストチャンスとも言えるのです。

当塾(瓜生野校)のこれまでの中学3年生も中体連前後に塾生活をスタートさせて、この時期から受験勉強の努力を積み重ねていき、本人希望の高校・学科に全員が合格に辿り着いています

この結果は、入塾している生徒一人ひとりに、「真剣に打ち込む環境」と受験への「自覚」を与えられたからだと思います。

受験勉強は今からならば間に合う可能性は十分あると思いますが、夏休み以降では実力を伸ばすのは簡単ではありません。(周りの2倍以上の努力はなかなかできません。)

当教室はあと少しだけ中3生を迎え入れることが出来ます。本気でやりたい人は歓迎します。すでに頑張っている生徒と共に頑張りましょう。

 

令和7年6月2日 

ゼミナール21瓜生野校 塾長 渡辺