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【瓜生野校】受験勉強の意味

2021-04-25 瓜生野校

 突然ですが、生徒の皆さん。

「受験勉強」は何のためにする

のでしょうか?

 

 もちろん、「高校や大学に入るため」

ですよね。「この学校に行きたい❕」

いう人たちが、同じテストを受けて、

優秀な成績(テスト結果)を収めた人

から順に入学が許可される。

それが受験の仕組みです。

高専(高等専門学校)や専門学校でも

同じです。

 

では、なぜ高校や大学に行く必要があ

るのでしょうか❓ 

このことを真剣に考えないまま受験勉

強をなんとなく始めてしまう人が意外

と多いんですよ。それではだめです。

中学生、高校生の皆さんには、今一度

考えてほしい処です。「なぜ高校に、

大学に行く必要があるか」を。

 

 中学でも高校でも、「勉強」の目的

は変わらないと思います。その目的は、

「今できないことを出来るようにする

ため。そして、考えて行動できる力を

身につけるため。」にあると思います。

そう考えると、勉強自体に意味がある

といえるでしょう。

 

必要最低限の教育(義務教育)は中学

校で終わりです。高校では、これまで

の教科や専門の教科をより深く、より

広く学びます。 やることは難しくな

ますが、真剣に取り組んでいけば皆

んの「考えて行動する力」は更に

「向上」していきます。

 

 そして物事の考え方や見方、自力で

出来ることの「幅」が広がっていきま

す。まだ、将来何になるかが決まって

いなくても、そういった「幅」広げ

ておけば、多くの選択肢を持つことが

できるでしょう。 

 

 大学は高校とは全く違います。大学

は専門的に自分が学びたいことを追求

していくところです。行動の範囲も幅

も高校時代よりも大きくなります。

 自由が大きい反面、自分で判断・決

断の連続です。考える力が欠如してい

ては、うまく学校生活が送れないでし

ょう。楽しく過ごせません。

 

 その土台となる「考えて行動する力」

を鍛える場は、高校が最後といえるか

もしれません。 

 ですから、受験勉強を頑張ることは、

中学生は高校で、高校生は大学や専門

学校で「より深く考える力を手に入れ

る訓練」をしているのだと思ってください。

 

 生徒の皆さんには、今自分の出来るこ

とを、すべきことを一つ一つ懸命に行っ

てほしいと思います。

 

 5月中旬から各中学校・高校で新しい

学年での最初の定期テストが実施されま

すね。先ずはこの定期テストのテスト勉

強を頑張り抜きましょう。それも大切な

受験勉強につながっていくのです。

がんばってみましょう。

 

   瓜生野校 塾長 渡辺