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平成から「令和」へ

2019-04-15 塾長コラム

日本の歴史史上248番目の元号が決まりました。出典はわが国最古の古典和歌集「万葉集」だそうです。

百人一首の中で取り上げられている和歌もある馴染み深い和歌集からなので、これまでの「中国古典」からの元号とは違い、私はなんだかうれしい気持ちになりました。 この新元号には、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。意味もとても素敵です。

生徒の皆さんも、人生初の改元で「どんな元号になるの?」とワクワクしていたことでしょう。春休みの4月1日(月)午前11時40分に発表されましたが、小学生のスクーリングの授業中だったので、ネットで調べて生徒に伝えました。反応は様々。「違和感かんじる~、なかなかいぃ~」などなど。今はまだ平成なので、5月1日以降徐々に浸透して新しい時代に突入したことをみんなが明るく前向きに感じていくのではと思います。

「令」は楷書体では「」です。みなさんもこの「」で書きなれていますね。元号の漢字の持つ主な意味と用例は次の通りです。

「令」:掟「法令」、命ずる「勅命」、よい「令名」、敬称「令息」など

「和」:やわらぐ、なごむ、「調和」「温和」「平和」「和解」など

もうすでに新元号の発表をきっかけに、日本中にお祝いムードが広がっているそうです。「社名」に取り入れた会社や、「令和」の文字入り食材、ボードゲームの定番「人生ゲーム」が「令和版」になったりしているそうです。これからまだまだ盛り上がりますね。

皆さんもこの4月に進級し、新しい学年を迎えたばかり。「令和」の時代に大人になっていく君たち。確かな明るい未来があなたたちに訪れるように、今年は特に心機一転、勉強に、学校生活に一生懸命に取り組んでいきましょう。期待しています。

ゼミナール21・ソクラ 加納校

塾長 渡辺 康博