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それぞれの花を咲かせる

2019-05-15 塾長コラム

 祝日法が定められてから最長だった「10連休中」のメインイベント『改元』が行われました。とうとう元号が「平成」から「令和」へ移り変わりました。現在45歳以上くらいの大人たちは昭和から平成への移り変わりをしっかりと記憶に残していて、実際に平成時代に大人になっていきました。私自身、今回の連休中は平成時代の出来事の記憶を回顧し、感動したことなどを懐かしんでいました。

 私はスポーツ観戦の中で、とりわけ野球とサッカーが好きで、平成時代のお気に入り選手は、野球が「野茂英雄投手(大リーグ)」と、サッカーは「三浦知良選手(元日本代表)」です。この二人には本当に数えきれないほど感動を頂きました。彼らに共通しているものは「子供のころからの夢を自らの努力で実現させたこと」であり、またとりわけ「チャレンジ・スピリッツがとてつもなく大きかった」ことでしょう。まだ、誰もが足を踏み入れなかった境地に果敢に挑戦し、成功と挫折を繰り返しながら輝き続けて、その道のパイオニアとして、その後の後輩世代に大きな影響を与え続けています。そして、平成で彼らに続いて名を馳せた選手たちは、見る者、応援する者に「夢と元気」を与えてくれています。

 平成最後の10年間(平成21年~平成31年)の一部は君たち生徒もしっかりと記憶していることもありますね。そこで現れた君たちのヒーロー、憧れの存在もいることでしょう。彼らは『令和』になってからも、きっと君たちに、「夢を追いかけ頑張れ」と勇気づけてくれるはずです。

 君たちが生きていく新たな「令和時代」のステージは、何が生み出され、どんな世の中に変化していくかわからないですが、思いやりを大切にした、「平成」以上にキラキラと個性が輝く時代になるのではと思います。みんなには一人ひとりがそれぞれの花を咲かせる(令和)という願いを込められた時代に『特別なオンリーワン』になってほしいと思います。さあ、新たな始まりです。

ゼミナール21・ソクラ 加納校
塾長 渡辺 康博