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学力をつける

2024-09-11 塾長コラム

 こんにちは。

 9月に入り、中学生は定期テストが早くも実施されています。(7月に実施していない中学)先週・今週で中学校ごとに分かれて実施しています。

 

どの中学校も6月のテストから久しぶりなので、勉強不足の生徒は前回よりも大きく点数が下がってしまう恐れがあります。まだ少しだけテスト勉強できる時間がある生徒は粘りを出して頑張ってください。

 

 さて、今回は「学力」に関してお話いたします。

今、小・中生でいる生徒達は、競争意欲の乏しい時代で成長しています。言うまでもなく少子化の影響や、価値観の多様性、緩い競争時代などが理由にあると思います。けれども、出来る喜び・分かる喜びは子供時代はとても大切です。人格形成にもつながっているからです。

 そして、「学力」を身に付けていく段階で経験する事は意外と将来役立つことばかりです。

 

 比較する必要はありませんが、客観的に「自分の学力」を知っておく機会は大切だと思います。

 子ども達にとって、学校の「定期テスト」などが有るのと無いのでは、意識出来たり頑張ろうとする機会が、増えたり減ったりするのではないかと思います。

 競争がいい事ばかりではありませんが、日本では競争原理の世の中で動いているので、事実何の苦労もなく自分の将来の夢が転がり込んでくるわけでもありません。親が最も子供に伝えたい事でしょう。

 実際は、子ども達の夢も多様になり、親が上手くアドバイスできない感覚に陥ってしまう事もあるでしょう。

 

 ですから、学校とは違う塾などの特別な環境の中で学習する事(勉強する事)も、子ども自身がそのことを学び取る良い機会になるのです。

 塾は学習する機会を通じて、自分の勉強状況を改善したり自信を付けていったりする場所です。その先に、自分の将来の夢が見えてくる場合もあるでしょう。

 夢に向かってその学年その時を一生懸命に励む事ができるようになるかも知れないのです。

 

 ですから、ぼんやりと淡々と小・中学生時代を過ごすよりも何か活動的に頑張ることを持って生きて(成長して)欲しいと私は思います。

 そして、学力は少しずつ継続的に努力して身につけていくものですので、子ども達に良い刺激を与えながら学ばせることに関して、学年が早すぎる事はないと思っています。

 

令和6年9月11日

ゼミナール21瓜生野校 

塾長 渡辺