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夏突入目前=本格的勉強開始

2019-06-15 塾長コラム

 先月末に高校生は高校総体が、今月の11日には中学生の地区中体連大会が終了しました。いよいよ受験学年の生徒は、勉強(受験)と真剣に向き合う時期に入りました。さあ、みなさん。ここからは、まずは自分の「よだきー」気持ちとの戦いです。この6月を使い、「受験に挑む覚悟」を創ってください。
 「50・100・180」という数字がありますが、これは順に「中学1・2年生、中学3年生部活引退後、高校3年生部活引退後」の1カ月の最低必要勉強時間を表すものです。つまり、中学3年生は、中学2年生までの2倍の勉強時間を、更に高校3年生は中学3年生の1.8倍は頑張る必要があることを示すものです。そして、これ以上に頑張れる生徒こそ、この後の受験期までに周りよりも伸びる可能性があることも示していると言えるでしょう。
 高校3年生は、各高校の先生からの進学指導で情報をつかむことをしっかり行いましょう。そして、志望校を最低3つくらいは立てて、その大学・学部に合格するための入試情報の詳細を頭にしっかりと入れましょう。特に合格最低点を把握すること。そして、自分の対外模試のテストデータをしっかりと見て、どの科目をあと何点伸ばす必要があるかをしっかりと把握し、夏前の今、夏の期間を含む今後の勉強をしっかり計画しよう。具体的に「いつまでに何点伸ばす」とか「この分野を何月までに克服する」とかの科目ごとに目標を持つことも必要ですよ。高校入試と違い、格段に内容レベルの高い学習内容ですし、ましてや全国の進学校と競争をするのですから、生半可な努力では結果も出ません。毎日欠かさず努力を積んでいこう。
 中学3年生は、塾での勉強の合言葉である『やる気を持って・集中し・繰り返す』を実践しよう。ほとんどの人が人生初めての受験のはずです。高校受験を甘く見ないことです。自分のときに限って例年より倍率が高いとか、同じ高校学科を受けようとしている生徒の層が高いレベルになっているとか、君たちの希望通りにはいかないわけです。確実に合格する力を判断できるのは、本当に入試近くになってからなのです。今は「実力テスト」でそれぞれの教科での自分の実力を伸ばしていくために何ができるか(まず、何を強化していくべきか)を決め、実行することが大切です。面談でアドバイスを行いますので、心配な人は先生たちに尋ねてください。
 中学受験に向けて頑張っている小六Jの生徒の皆さん。6年生になってからずいぶん頑張ってくれていますね。今後も力を伸ばすために「復習」を怠らずに習ったことは全部自分の実力に変えていこう。平日の勉強のやりくりを頑張ってね。
 「受験」は「体力勝負の競技」に近いので、日々の健康管理にも気を配り、いつも曜日ごとに同じペースで頑張れることも大切なポイントです。保護者の皆さんもお子さまのサポート、宜しくお願いいたします。夏バテ・夏風邪・体調不良を起こさないように…。


ゼミナール21・ソクラ 加納校
塾長 渡辺 康博