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中3の受ける地区実力テスト
こんにちは。塾長の渡辺です。
今週で宮崎市の小・中学生は1学期が終わりになりました。
アフターコロナで動き始めた今年度も半分まで来たところです。
定期テストの結果や1学期の通知表通知表を御覧になり、
それぞれの家庭で一喜一憂
したのではないでしょうか。
塾でも通知表などを見させてもらい、指導に力を入れるとこ
ろを個人個人で修正するタイミングになります。
2学期に子供たちが成長できるように全力でサポートして参ります。
さて、中学生以上のお子さんをお持ちの保護者様はお気づき
かも知れませんが、現在の公立中の全体的な学力は徐々に学力
の二極化が広がっている状況にあるようです。
その原因は、やる気を継続できない生徒が増え続けている事
だと思われます。保護者の悩みも、家庭で学習に対してのやる
気を見せてくれない事ではないでしょうか。
中学3年生になると、年3回の地区実力テストが実施されています。
このテストは、「定期テスト」では汲み取れない5教科の学力
(実力)を6月・8月・10月の3段階で見ていき、
本人の第1志望校にその結果をあてはめて、
合格可能性を探る目的も併せ持つテストです。
受験生にとっては最も大切なテストです。
毎年、出題範囲を事前(1カ月前に)もらって勉強を前もって
行い受ける事になるテストです。
また、地区実力テストは、入試ではどういう風に出題される
か(パターン)や入試の問題量などを経験できることでも意義
ある大切なテストです。
各回で難易度は少しづつ変化していきますが、中学1年生か
ら2年生までの学習内容が、基礎からそこそこの応用まで力を
つけていないと1教科60点以下の得点になってしまいます。
参考:第2回地区平均点
国語 57.1 社会 54.6 数学 47.3 理科 52.8 英語 54.0 合計 266.1点
生徒からみると範囲が広すぎることと、問題の予測ができ
ないことなどで、出題されるところがあらかじめ分かってい
る定期テストよりも難しさを感じるテストなのです。
学習した内容は、その時はできても時間が経過すると
忘れる、出来なくなるという事が普段からあるので、
期間を設けて再度復習を入れていくという事が実力を伸ばすには必ず必要です。
そのための努力ができないと実力は身に付かないといってもよいぐらいです。
前回(第2回)のテストの結果が、最近返ってきたばかりです。
その中で大きく得点を伸ばせていた塾生が何人かいました。
「おめでとう。よく頑張ったね。」 と言ったら、
成績向上をした全員の生徒から
「はい。ちゃんと勉強しました。」 と返ってきました。
ここで言えるのは、生徒達が復習という勉強を積むことが
できたという事だと思います。
「復習しなさい。」と言うは易しで、実際に日々復習が出来
るようになるには、小学生の時期からの学習習慣をきちんと
付けて、分からない所をほったらかしにしないように質問を
周りの教師などにして克服していかないと、中学時代3年間
で「やる気の持続」はなかなかあり得ないでしょう。
学習習慣の確保がまずは大切です。
来週、第3回地区実力テストが行われます。生徒達には
残り期間、積極的にテスト勉強頑張ってもらいたいと思
います。
令和5年10月5日
ゼミナール21瓜生野校 塾長 渡辺
*入塾されていなくても学習相談は可能です。遠慮なくお問い合わせください。
TEL 0985(41)8941